私がランジを指導している理由

下肢を鍛えるのにスクワットをする人が多いです。

私はもう一つ加えています。

それはランジです。

写真は前に向かうフォワードランジです。

これを私が指導する理由は3つです。

 

1つ目はバランス能力が向上します。

慣れてない人は意外とバランスを崩します。

一定の位置に重心を乗せればバランスが取れますが、そこの位置が捉えらないのでしょうね。

結構、バランス崩れます。

この重心位置を捉える能力を向上させる意味でもランジは良いです。

 

2つ目は日常生活動作で特異的な能力を発揮しやすいかもというのがあります。

椅子から立ち上がるときは両足同時です。

ですが、

階段はどうでしょうか?

坂道はどうでしょうか?

片足で力を発揮しています。

これは私の感覚なのですが、ランジに慣れている方が階段が楽です。

片足で力を発揮するという感覚があり、両足で行うよりも意識を持っていきやすいです。

特に去年膝を骨折したのでよく分かります。

階段が楽なんです。

 

3つ目は股関節を大きく開くための柔軟性(可動性かな)が向上するというもの。

ランジはハムストリングスにも効いてくるので、股関節伸展(後ろに蹴る動作)が楽になります。

大股で歩くのも得意になります。

 

スクワットももちろん良いのですが、並行してランジを入れると日常生活に実用できる確率がグンと上がりますよ。