管理栄養士のKanaです。いきなりですが今日は食べることについてお話していきます。
食べること(摂食)は全ての動物に共通する生命活動の基本です。
摂食が正常に行われていれば基本的に身体に弊害は現れないですが、逆に正常でなければ身体に様々な弊害が現れます。
ですので、自分に見合った食事を適正な量で摂取するという事が大切です。
そのために摂食の調節の仕組みが備わっているのですが、食事をし続けているとしばらくしてこれ以上食べられ(食べたく)なくなる満腹感、食事をしないでいると食べずにはいられなくなる空腹感があります。
まず、満腹感について説明します。
満腹感は食事の際に感じると思います。この理由として胃壁の伸びる運動が脳に伝わって満腹感を生む。
食べた後でもお腹がすいたと感じるあなた。それは早食いをしているからだと考えられます。
※血糖値が十分に上昇するより早く食べ終わる、所謂“早食い”が過食を招いてしまうのはこのため。
そして次に空腹感についてです。
空腹感は生命維持のために備わった不快感を伴う感覚です。
基本的には動脈血中と静脈血中のグルコース濃度の差が小さくなると現れます。
といっても空腹感は満腹感ほど単純ではないので、たとえば空腹感を忘れて何かに熱中するだとか、食後から時間が経っていても空腹感を生じなかったりということもしばしば。
ここまでは満腹感と空腹感について述べていましたが、では空腹感と食欲の違いは一体何なんでしょうか?
空腹感も食欲も=食べたいと感じると捉えることもありますが、実際には異なります。
空腹感がなくても食欲にかられたり、逆に空腹感があっても食欲が生じない場合だってありますよね。
空腹感は不快感を伴う感覚と説明しました。しかし、食欲は不快感を伴う感覚ではありません!
食欲とは、出生以後の食経験によって形成される感覚です。
ですので、食欲は自分の身体の内部的環境であったり、心の状態からも影響を受けます。
ストレスで過食するのはこういった影響を受けたりするため。何かきっかけがあるはずです。
そしてこの食欲。ダイエットの敵と言えるものです。
この食欲とうまく付き合いながらダイエットを行うのですが、食事の回数を減らす我慢はよくないですね。
はっきり言って欠食がダイエットの成功に繋がることはないです。
その時痩せられたとしても後にリバウンドするのは目に見えています。
今までの食べ癖を変えるのは難しいと感じると思いますが、
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