管理栄養士が見る!ダイエットでありがちな失敗例は?

NANAMIです。夏なのでダイエットのお客様が多い今日この頃ですが、

WAKEでは ダイエットモニターで来られているお客様には最初に

食事関連の資料をお渡しして、食事で大事なポイントをお話しています。

今日はダイエットで食事のポイントを知らない人にありがちな問題点と、

WAKEでの食事指導の軸について触れていきますね。

 

目次

管理栄養士が見る!ダイエットでありがちな失敗例は?

①徹底した糖質制限。ご飯や麺をすべて抜いてしまう

徹底した脂質制限!油を一切取らない、ささみばかり食べるなど

③やりすぎたカロリー制限

 

 ①徹底した糖質制限。ご飯や麺をすべて抜いてしまう

ダイエットにありがちなのが「徹底的に炭水化物を減らす」というもの。

これは本当に正しい方法なのでしょうか?答えはNO!

ダイエットだからといって、炭水化物をすべて抜けばいいものではありません。

というのも、炭水化物にも大事な役割があるからです。その役割はというと、

①炭水化物は、分解されて脳を動かしてくれるブドウ糖になる

②筋トレなどで体を動かすときのエネルギー源になる

 

特に筋トレをされている人は、身体を動かすために炭水化物が必要で、

また炭水化物が少なすぎると必要なカロリーを補いきれないため、

本来筋肉を作ってくれるたんぱく質が炭水化物の代わりにエネルギーとして使われてしまうんです。

炭水化物は100gほどを最低ラインとしてとって、

               これ以上の極端な食事制限はやめましょう!

 

②徹底した脂質制限!油を一切取らない、ささみばかり食べるなど

脂質は1g9kcalエネルギーがあることから、とりすぎれば体脂肪になりやすい栄養素ではありますが、

摂らなすぎる人はそれも問題。脂質にも大事な役割があるからです。その役割は、

①脂質は、ホルモンの材料になる

②体脂肪は身体につくことで臓器を保護してくれています。

③寒い時には体温を保つ働きもしている

 

少なすぎれば体温調節が難しくなったり、

ホルモンの生成が上手くいかないと身体の調子が崩れたり、

油分が足りないことでお通じの滑りが悪くなり便秘になってしまうことも。

 炭水化物同様に、脂質も適度にとっていくことが重要です。

           WAKEでは40-50gほどを目安として指導しています。

 

③やりすぎのカロリー制限 ①②を含む!断食や、置き換えダイエットなど

最近、16時間ダイエットや、ファスティングブームがInstagramを中心に、
ありました。聞いたことがある人も多いですよね?しかしこれも要注意。

というのも、WAKEでは基礎代謝以下の食事は勧めていません!

基礎代謝とは改めて何かというと「最低限人が生きるために必要なエネルギー」のこと。

心臓を動かしたり、呼吸をするなど人な何もしていない時にも体は働いているので、

エネルギーが必要になります。この基礎代謝を切ったカロリーだと身体は常に飢餓状態。
これ以上体脂肪を落とすのはまずいと、察知して出来るだけ痩せないように

省エネルギーモードにはいってしまいます。

どんな人でも最低ラインとして1000kcalは必要です。これ以下の食事になっていませんか?

痩せるために食事量を抑えているあなたは、もし痩せないならカロリー不足かも。

 

【最後に】
大事なのは必要なカロリーを摂ったうえで、適度な栄養のバランスです。

栄養に関する知識をつけていただきながら、健康的に痩せることをサポートさせていただきます。

 

 

筆者:WAKE管理栄養士 NANAMI

29歳女性 パーソナルトレーニングジムWAKEでオンラインでの

食事コーチングを、メインに担当。簡単に作れて痩せるレシピ作りや、

健康に関するブログ、SNSでの発信など幅広く食に関わっています。

 

 

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