ダイエットに必要な栄養素!炭水化物をエネルギーにするビタミンB1とは?

 

NANAMIです。
ダイエットをしていると、PFCやカロリーを気にする人は多いですよね。
実は、この2つ以外にも、ダイエットで気にしていくと良い栄養素があるんです。

それは、炭水化物を消費する必須の「ビタミンB1」です✨
今日はこのビタミンB1がどんなビタミンなのか、何に含まれるのかなどを解説していきます。

 


目次

・ビタミンB1の特徴は?

・ビタミンB1はどの食材に含まれるの?

・豚肉を食べるときの量とコツ!

・ビタミンB1が不足するとどうなるの?




【炭水化物の消費に必要なのはビタミンB1!】
まずはビタミンB1がどんなビタミンなのか、特徴を3つ解説していきます。

 

①水溶性ビタミン

水溶性のビタミンとは、その名の通り水に溶けるのが特徴。尿に溶けて身体からでていくため、
摂りすぎても基本的には過剰になることは無い、またその逆で身体に溜めておくことも出来ないビタミン。

➔貯めておけないのため毎日食事からとる必要があるビタミンです!

 

②ビタミンB1の必要量は? 

成人男性だと1.3~1.4mg/日 成人女性だと1.0~1.1mg/日
これに対して平均摂取量が0.95mg。なのでやや不足傾向な多いビタミンです。
※どの食材でどのくらいとれるのかは、次の次の項目で紹介しています。

 

③アルコールを多く飲む人はビタミンB1が必要!

アルコールを多飲すると、代謝するためにビタミンB1が消費されてしまいます。

そのため飲酒習慣がある人は、ビタミンB1が不足しないように心がける必要があります!

 

 

では、ビタミンB1は何の食材に含まれているの?

ビタミンB1は主に「豚肉、うなぎ、玄米などの穀物」から摂れます。

 

特におすすめは玄米です!玄米は1食当たりは0.2gほどのビタミンB1ですが、

主食であるため、1日3食を玄米に置き換えると0.2g×3食≒0.6gで

➔必要なビタミンB1の約半分とることが出来ます💕

 玄米はビタミンB以外にも、ビタミン、ミネラルが豊富で優秀な食材です✨

ビタミンB1がとれる食材例
✔うなぎのかば焼き 1人前:0.8mg

✔豚ヒレ肉 80g:1.1mg
✔豚もも肉 80g:0.8g

✔豚ロース肉 80g:0.6mg

 

✔玄米ご飯150g :0.2g
✔そば1人前:0.3g

 

 

また豚肉をおかずに取り入れることで、必要な1日分のビタミンB1をクリアすることが出来ます!
ダイエット中の場合は、豚肉は脂質とカロリーが多い部類に入るため、おすすめは

①ヒレ肉 104kcal 脂質約3g

②もも肉 114kcal 脂質約4g

③ロース 210kcal 脂質約15g

の順番です!これを覚えておけばダイエットをしながらもビタミンB1も

しっかりカバー出来ますよ🔍

 

 

また豚肉食べるなら量とコツ!

豚肉は脂身に脂質がたっぷり含まれているので、ロースなどは「脂身をどける」のが大事!

肉の脂は「飽和脂肪酸」という、動脈硬化を促進したりコレステロールを挙げてしまう脂質で、
生活習慣病予防のためにも食べないのがベスト!
また、量は80~120gくらいまでにするのがおすすめ。
120g越えると、ロースはカロリーが320kcalを超えてきます。
というのも豚肉は生で食べられないので炒め油のカロリーや、一緒に食べるお米のカロリー
増えます。

➔ダイエット中でカロリーコントロールをするなら120g以下に減らすのがベター。

 

 ビタミンB1とおすすめのセット食材は?

・にんにく、ねぎやたまねぎ

ビタミンB1は食べた分すべてが利用されるわけではなく、何割かはロスとして排泄されます。

 にんにくやネギ類には、アリシンという成分が含まれ、ビタミンB1の吸収率をアップしてくれます。

 

豚肉の 味付けににんにくを使ったり、たまねぎで料理の量をかさましすると、

お腹を満たしがらビタミンB1も効率よく摂れるのでおすすめです♪

 

ビタミンB1が不足するとどうなるの?

①疲労を感じやすくなる
炭水化物の代謝が上手くいかないと、炭水化物の代謝の途中で発生する

乳酸ピルビン酸という物質が身体に溜まります。
※乳酸やピルビン酸は、疲労物質と呼ばれ疲れに繋がってしまいます!

また、夏は気温が高く、熱中症などのリスクも高く、疲労を感じやすい時期。

 

こんな時こそ、しっかりとビタミンB1をとって元気に過ごしたいですよね!

 

 

②頭がぼーっとしたり、記憶力や集中力が低下する

また、脳を動かすエネルギー源はブドウ糖です。

このブドウ糖も炭水化物の仲間のため、ビタミンB1が不足していると、
ブドウ糖も作れずに不足して脳の働きに影響を及ぼします。

仕事や勉強に集中できない日が続く場合は、ビタミンB1を意識していきましょう!

 

以上がビタミンB1に関する解説でした。

ここまで読んでくれて、ありがとうございました♪

これから暑い季節ですが、ビタミンB1をとって、疲労を貯めない!

楽しい夏にしていきましょう☺♥

 

筆者:WAKE管理栄養士 NANAMI

29歳女性 パーソナルトレーニングジムWAKEでオンラインでの

食事コーチングを、メインに担当。簡単に作れて痩せるレシピ作りや、

健康に関するブログ、SNSでの発信など幅広く食に関わっています。

 

 

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