ダイエットやボディメイクに、無調整豆乳と調整豆乳どっちが効果的?

NANAMIです。

今までに何度か聞かれたことがあるこの質問。

「ダイエットには無調整豆乳と、豆乳ってどっちがいいの?」

今日は管理栄養士としてどちらがダイエットやボディメイクに良いかを

解説していきます。最後まで読んでいってくださいね◎

 

目次

そもそも大豆は身体によいのか?

無調整豆乳について

調整豆乳について

要注意!豆乳飲料について

さらに健康を考えるなら

 

そもそも大豆は身体によいのか?

大豆にはイソフラボンというポリフェノールが含まれて、女性ホルモンと似た働きで

体を作ってくれたり、骨粗しょう症の予防をしてくれる嬉しい食材。

さらにサポニン、という抗酸化作用があり成分が含まれて、動脈硬化や心筋梗塞などの

血管が酸化して錆びるのを抑えてくれるので、大人世代の健康管理にとても役立ちます。

 

さて話を戻しダイエットやボディメイクに、無調整豆乳と調整豆乳どっちが効果的か

結論から言うと、「無調整豆乳の方がおすすめです」

 

まずは無調整豆乳と豆乳は何が違うのか材料を見ていきます。

今回は代表的なメーカーのキッコーマン200mlから抜粋しました。

違いを比較するためにそれぞれの名称の基準と材料、栄養成分を比較していきます。

 

①無調整豆乳とは・・・原料は大豆だけで一番シンプル!

+大豆の固形分が8%以上入っているもの。 

・「無調整豆乳」材料:大豆のみ!

・成分表示:113kcalたんぱく質8.3g 脂質7.3g 炭水化物3.7g

・特徴:大豆固形分が多いのでたんぱく質は約8gと豊富に含まれています。

朝食や間食、スープなどでたんぱく質の確保に、おすすめです!

また大豆だけが材料なので、炭水化物は3g代と少なめ。

炭水化物は一気にとると体脂肪として蓄えられる栄養素なので、

ダイエットでは控えたいもの。3gなら安心して飲めますね◎

 

次に調整豆乳を見ていきます。

②調整豆乳とは・・・豆乳に植物油脂や、砂糖、などを加えて

飲みやすく加工しているもの

「調整豆乳」材料:大豆、砂糖、米油、天日塩

・成分表示:116kcal たんぱく質7.0g 脂質7.7g 炭水化物4.8g

・特徴:大豆以外の調味料で味を調えてあるので、大豆そのものの香りや

飲みにくさを軽減されていて飲みやすい味になっています。

砂糖が追加されているので、炭水化物は+1g,たんぱく質は-1gでした。

無調整と調整の差は栄養成分では、1gほどの差なのでこのくらいなら、

気にするほどの差ではないです。

 

ここから要注意!

調整豆乳にさらにフレーバーを足したものが、豆乳飲料です!

豆乳飲料・・・豆乳にさらに果汁やフレーバーなどで味を足してあるもの

+大豆の固形分が4%以上か、もしくは果汁入りで大豆固形分が2%以上のもの

「バナナ味200ml」材料:大豆、砂糖、バナナピューレ、米油

・成分表示:134kcal たんぱく質4.9g 脂質3.5g 炭水化物20.9g

・特徴:材料が増えて減量の欄が長くなっていますね!
長いほど減量の大豆以外の材料の種類が多いということです。

また、豆乳飲料はフレーバーや砂糖が足されているので、

炭水化物の量が20gも含まれ調整豆乳の5.6倍!

これはほぼ、市販のジュースや砂糖入り飲料と同じ炭水化物量。

 

豆乳は身体に良いから~♪と思って飲んでいたのに、砂糖入りの豆乳ジュースだったとも言えます。

 

ちなみに、健康をさらに考えるなら他にも良い商品があります。

特保に認定されているコレステロールが気になる方向けの豆乳や、

低糖質調整豆乳、カロリーオフの豆乳、ビタミンE表示がある豆乳など

バリエーションはいろいろあるので自分の望む機能のものを選ぶのもいいですね!

 

無調整豆乳と、フレーバー無しの調整豆乳はそこまで大きく成分は

変わらないので、これは気にならなければどちらでもOKです!

ということで一番避けたいのは、調整豆乳でフレーバー付きの豆乳飲料!

 

 筆者:WAKE管理栄養士 NANAMI

29歳女性 パーソナルトレーニングジムWAKEでオンラインでの

食事コーチングを、メインに担当。簡単に作れて痩せるレシピ作りや、

健康に関するブログ、SNSでの発信など幅広く食に関わっています。

 

 

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